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2017.07.07

中野セントラルパークミニ植物図鑑~モミジバフウ~

【中野セントラルパークミニ植物図鑑~モミジバフウ~】

中野セントラルパークから足を伸ばして、大学側へ向かうと並木道が見えて来ます。
この並木道が好きな人も多いのではないでしょうか?
紅葉の時期や、夕焼けの時刻に美しい風景を作り出してくれる並木道ですが、『モミジバフウ』という樹の並木道になります。

モミジバフウは「モミジ」という名前がついていますが、「モミジ」の仲間ではなく「フウ」という植物の仲間です。
葉っぱが特徴的でモミジに似ており、秋には赤や黄色に紅葉するので、モミジと間違えている人も多いかもしれませんね。
若いモミジバフウの枝には、コルク質の「翼」のようなものが形成され、枝が毛羽立って見えるのも、モミジにはない特徴です。
また並木道を歩いていると、ピンポン玉くらいの丸くてトゲトゲした実が落ちているのを見たことがある人もいるかもしれません。
モミジバフウの実の中には平たく薄い種子が入っていて、種子が全て無くなると穴があいて乾いたトゲトゲの果実だけ落ちてきます。
種子は風で遠くに飛びやすいような形になっているので、中野のどこかで並木道のモミジバフウの子供たちが芽吹いているのかもしれませんね。

◆紅葉の頃の様子◆
https://www.facebook.com/NakanoCentralPark/posts/1246223425416782