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2022.06.03

初夏の中野四季の都市で沢山の木の実を発見!お散歩の際に注目してみてくださいね

6月に入り中野四季の都市の緑たちも、だんだん春から初夏の装いに変化してきました。 そんな中でも、意外と今の時期は「木の実」が多く見られることに気が付きましたので、今回は中野四季の都市で見られる木の実を、皆さんにもご紹介したいと思います。 最初はステップゴルフの横と、中野四季の森公園の噴水近くなどに植栽されている赤い実。 こちらは「ジューンベリー」の実です。 この赤い実が6月(June)に収穫できることから、この名前がついたと言われる植物で、ちょうど今が旬の木の実ですね。 食べると甘味があるので、鳥たちもよく集まります。 こちらは皆さんもよくご存知の樹「サクラ」の木の実です。 サクラの実は黄緑→黄色→赤色→黒と熟していきますので、写真の実はまだ完熟の途中です。 残念ながら果物のサクランボは、また違う種類のセイヨウミザクラという種類の木になるものとのことで、普通のサクラの実は人間の口には合わないようです。 中野と言えばこの実も外せません。「ハナモモ」の実です。 中野駅周辺が「生類憐みの令」の際、犬たちを囲っていた「御囲(おかこい)」として使われたのは有名な歴史ですが、御囲がなくなった後は桃の木を多く植栽し、桃の花見の場として栄えました。 その名残が今も「桃園」という地名として残っていて、中野駅周辺は現在もハナモモが多く植栽されています。 ハナモモはお花を楽しむ桃の木なので、実はこれ以上大きくならず、青梅のような見た目で黄色く熟していきます。 こちらは樹木に豆の莢がたくさんついています! 中野四季の森公園の噴水近くにある「ハナズオウ」の木です。 実を見て分かる通りマメ科の木で、春には濃いピンク色の花が咲いていました。 今は葉と莢が同じ色で目立ちにくいですが、暑い夏を乗り越え秋頃になると、莢は乾燥して黒く熟してきます。 最後にご紹介するのは、見つけるのがちょっと難しい木の実です。 まるでミノムシのような不思議なものがちらほら…これは「アカシデ」の木の実です。 この房のようなもの1枚1枚に3mmほどの大きさのタネがついていて、秋になると茶色く乾燥し、風に舞って遠くまでタネを運ぶ仕組みとなっているそうです。 葉っぱと同じ色なので、よーく観察しないと見つけにくい木の実ですが、帝京平成大学の裏側に植林されていますよ。 いかがでしたでしょうか? 中野四季の都市で今見られる木の実の「ほんの一部」をご紹介させて頂きました。 公園などを歩くと、まだまだ沢山の木の実やお花がありますので、梅雨が訪れる前に一度お散歩してみてくださいね。