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2016.07.22

中野セントラルパークミニ植物図鑑~クスノキ~

『クスノキ』と聞いて名前は知っているけれど、いざ公園に来ても見分けがつかない方も多いのではないでしょうか?

中野セントラルパークには20本以上のクスノキが植栽されています。
グッドモーニングカフェ前の一番大きな木…あれがクスノキです。
このクスノキは中野セントラルパークが開発される前から植わっており、開発後の今は冬のイルミネーションなどでも大活躍。
中野セントラルパークのシンボルツリーのような存在になっています。
クスノキは樹木の中でも大きく成長する種類の木で、葉が一年中緑色をしている常緑樹です。
樹木を見分ける上で真っ先に見るべきなのは、葉です。
クスノキの葉は先が尖っていてギザギザはなく、5~10cmくらいの大きさです。
落ち葉は赤っぽい色をしています。
葉を裏返すと小さな点が2つあるのが、他の植物にはない特徴です。
また、葉をちぎると、着物箪笥に入れる樟脳(しょうのう)のスーっとする香りがするので、葉が一枚あればすぐに分かりますよ。
目立ちにくいですが季節によって5月頃は花、9月頃は実もつきます。

中野セントラルパークに来た際にゆっくり木を眺めていると、自然に名前も分かってくるかもしれません。
クスノキは中野セントラルパークだけではなく、公園、街路樹、庭木と様々な場所にありますので、見分けるポイントを覚えておけばお子さんにも教えてあげられますよ。