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2021.01.01

「中野で新しいこと、やってみたい!」を支える中野区観光協会特別インタビュー

皆様、明けましておめでとうございます。 2020年は皆様にとっても記憶に残ることが多い年だったかと思います。 今回は中野セントラルパークに携わる方の視点から、2020年の出来事のインタビューを行いましたので、ステイホーム中の読み物としてお時間がある時に見て頂ければと思います。 中野セントラルパークでは年間様々なイベントがあり、その中でも「羊フェスタ」「スマイルwithアロハ」「中野にぎわいフェスタ」「ナカノ・キッズフェス」は中野観光協会主催として開催頂いています。 そこで、前編の本日は中野区観光協会の理事長 宮島茂明さんと、同じく中野区観光協会の事務局であり、野方に会社を構える『株式会社OUT LOUD FACTORY』にてイベント制作に関わる小林圭佑さんに、中野セントラルパークでのイベント開催について・コロナ禍での様々な工夫等を伺いました。 ——これまで中野セントラルパークでイベントを開催した中で思い入れのあるイベントはありますか 小林さん 「どのイベントにもそれぞれ思い出があるのですが、『中野にぎわいフェスタ』は観光協会が主催している大きなイベントという事もあって、思い入れがあります。 実は学生の頃からボランティアで入っているイベントで、2018年からメインで動いているのですが、2019年は台風で中止、2020年も中止になりもどかしいですね。」 ——中野の夏の風物詩となった『第8回 中野駅前大盆踊り大会』はインターネット配信によりオンライン参加もできるという斬新な形でしたが、中野観光協会としてはどう見えていましたか? 宮島さん 「中野駅前盆踊り大会は、中野サンプラザ前のカリヨン広場、現在の中野駅北口側のバスロータリースペース、そして2019年からは中野セントラルパーク パークアベニューにて開催してきた、中野の夏を代表するイベントです。 2020年はコロナの関係で開催も危ぶまれましたが、実行委員長(主催者)の鳳蝶美成先生のイベントへの熱い想いにより、開催が実現される事となりました。 当日は中野セントラルパークカンファレンスにて入場限定開催と、インターネットでの動画配信を行う形となり、その後の中野で行うイベントの口火を切るターニングポイントとなりました。」 (フェンスを用いてのパークアベニューへの入場制限・検温の様子) (櫓ではなく椅子を周る新しい形の盆踊り) ——小林さんはOUT LOUD FACTORYとして制作で関わる際、かなりご苦労されたのではないでしょうか? 小林さん 「イベント自体が動き始めたのは2月頃からで、情勢の変化や緊急事態宣言などにより、オンライン開催の形を取ろうと決まったのが5月くらいでした。 とにかく準備期間からスタッフ同士が集まれないので、ほとんどネットでの打ち合わせで準備を進めていました。 初めてのことばかりで色々勉強することが多く、他で開催していたイベントを参考にしたり、政府が提示しているガイドラインなどを読んだりしながら作り上げていきました。」 ——中野区観光協会として、2021年のイベントについてどうお考えですか? 小林さん 「情勢が落ち着けば、アカペライベントを開催したいと思っています。コロナで活動の場が減ってしまっている近隣大学のサークルの発表の場として、行く行くはにぎわいフェスタのように中野観光協会や中野区の皆様にご協力いただきフードやワークショップを含む町のひとつのイベントとして成り立つような事が出来ればと思っています。」 宮島さん 「情勢にもよりますが、今後もイベントは可能な限り行っていければと思っています。 特に中野四季の都市(まち)については、ウッドデッキがあって、芝生があって、豊かな緑があって、企業や大学があって、何かをしたくなるコンテンツが揃っていますので、チャンスがあればイベントや新しいことを試してみたいと思う若者が多いと思います。 今回のコロナ禍でのイベント経験も含め、中野区観光協会で培って来た中野四季の都市でのイベントノウハウがありますので、今後も挑戦する人の後ろで支えていきたいと思っています。 区内の企業やイベント制作会社が繋がっている事が多く、新しい事を試しやすい場所だと思います。こんなにコミュニケーションが密に行われているのは中野区の魅力ではないでしょうか。」 ——確かに、イベント打ち合わせの際に他のイベントの話をすると「あっ!〇〇さんのとこですか?」と盛り上がります(笑) 宮島さん 「中野はファミリー層、学生さん、そしてオフィスワーカーの方々と様々な人たちが集まる場所ですので、イベントによって地域のコミュニティの活性化に繋がっていくと嬉しいですね。 中野区観光協会は民間だけで立ち上げた団体という経緯もあり、協会員もボランティアの方々も、興味があること・面白いことをやりたいという積極的な方が多いように思いますので、何かやってみたいことを考えている人は、お気軽に中野区観光協会に声をかけて頂ければと思います。」 イベント開催当初から中野セントラルパークを見守り、共に中野の『楽しい』を作る心強い味方である中野観光協会。情勢が落ち着き新たな試みや、毎年恒例になったアンテナストリートをまた開催出来るよう祈っております。 ●中野区観光協会(お問合せフォーム) https://www.nakano-kanko.com/contactus.html