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2021.05.24
中野らしい劇団、知名度全国区の劇団など、色んな中野の劇団を紹介します!
中野区には「ポケットスクエア」や「スタジオあくとれ」など、30人~100人収容サイズの小劇場がたくさんあります。小劇場はこのコロナ禍で、営業制限を余儀なくされながらも席数を間引く、都度消毒する、住所氏名を確保するなど様々なコロナ対策を取り入れて活動を行っています。 そんな劇場を支えているのが劇団の方々。中野に小劇場が多いのと比例して、多くの劇団も活動しています。その中からいくつかの劇団を紹介いたします! まずは↑この劇団。2014年に劇団30周年の記念イベントを中野セントラルパークカンファレンスホールで行ったこともある「劇団スタジオライフ」。スタジオライフは何と言っても俳優全員が男性で、女性役も男性が演じることで知名度全国区のイケメン集団です。 スタジオライフは1985(昭和60)年に結成し、1987(昭和62)年から男優が女性役も演じる手法を取り入れ、今現在は男優約40人が在籍しています。男優のみで構成されていることや、劇団唯一の女性で脚本・演出家の倉田さんの舞台演出で、幅広い年齢層の女性に人気を集めています。 新宿の紀伊国屋ホールでの公演が多いスタジオライフですが、本拠地の新井薬師には「ウエストエンドスタジオ」という自前の劇場も保有していて、そこでも公演しています。 次に、↑「劇団仲間」をご紹介します。劇団仲間は何と言っても代表作「森は生きている」で知名度全国ですよね! 同劇団は1953(昭和28)年に旗揚げ、1959(昭和34)年に渋谷東横ホールで「森は生きている」の第1回目公演を行ってから、なんと通算2000回以上も上演しています。劇団仲間サマースクールという中高生向けワークショップにも取り組んでいらっしゃいます。 次にご紹介するのは、↑東中野を拠点とする「東京演劇集団 風」。社会に対するメッセージ性の高い演目を自前の劇場「レパートリーシアター」で行っている中、一年の半分は地方公演を行っている知名度全国区の演劇集団です。 2003(平成15)年には演目を使い捨てにせず、繰り返し上演を重ね、観客との対話の中で質の高い舞台を育てていくことを目的として、レパートリーシステムの劇場として本格的な活動を開始しています。専属の俳優、スタッフを抱え、群馬県・月夜野町にストックヤードとしての演劇工房も併設。「舞台と観客」双方向のコミュニケーションづくりの実験の場としての「劇場」を目指していると言います。中野区や杉並区の中学生をシアターに招き、舞台裏ツアーなども行っていますね。 ↑このシルエットに映っているのは演者と刀。次にご紹介するのは殺陣・ダンス・アクションを提供する「TATE」とそれを演じる劇団「東京侍踊社」です。彼らが得意とするのはやはり、TATEの人気コンテンツ「殺陣」と刀を使った踊り「殺陣ダンス」を織り込んだエンターテインメント時代劇ですね! 4月になかのZEROで行われた「里見八犬伝」は、元AKB48の横道侑里さんをヒロインに起用し、オリジナル脚本、演出、振付での公演となりました。万全のコロナ対策で、公演は無事に行われました。 ↑この仲の良さそうな演劇集団は中野区を拠点に活動している劇団「おひさま冒険団」。彼らの特筆すべき点は、何と言ってもボランティア精神!中野区観光協会や中野区のイベントなどで無報酬でお手伝いを行ってくれています。 2013(平成25)年11月に数人規模で設立。「彩誘記」「真田十勇志」「夜霧のベルゲン・ベルゼン」「風紀委員 満寿久子」などの公演を行っています。野方「ひなさく堂」の大判焼など、地域のお店などとコラボした公演が印象的です。 そして次にご紹介するのは、まさに「ポケットスクエア」内の「劇場MOMO」で最新公演「おーい、かえってこーい」を終えたばかりの↑中川ミコさん率いる劇団「遅咲会」。 遅咲会は何と言っても「小劇場応援!」を掲げている劇団で、「劇場を皆の待ち合わせ場所に」をコンセプトに、ワンシチュエーション・コメディーを得意としています。2019(平成31)年1月に旗揚げ、旗揚げ直後から毎月1回、12カ月連続公演でも話題となりました。 最後にご紹介するのは中野区在住の役者・奥野裕介さん率いる↑WITHYOU(ウィズユー)。「ポケットスクエア」内の「ザ・ポケット」で6月16日から5日間、第9回公演「天満月の猫~2021~」が公演です。 WITHYOUの代表作となったこの演目は2019年2月にも同じ劇場で公演、主演はテレビや映画などで活躍する44プロダクション所属の俳優・斉藤慶太さんが務めました。今回は俳優の米内佑希さんが主演を、ヒロインは今井瞳さんが務め、歌あり、殺陣あり、ダンスありエンターテイメントファンタジー作品となっています。 まだまだたくさんある中野の劇団ですが、今日はここまで!このようなご時世ではございますが、ぜひ中野の劇団を応援してください。