NEWS & EVENT

ニュース & イベント

ニュース

2025.06.20

生きた化石の木、見てみませんか?中野四季の森公園は新緑が美しい時期です

東京も梅雨入りし、雨をたくさん浴びた公園の樹木の緑が美しい時期となってまいりました。 お散歩中に季節の移ろいを楽しまれる方も多いと思いますが、桜や金木犀のように目立った花がつかない樹木も中野四季の森公園にはたくさん植栽されています。 今日は、新緑の若葉が美しいメタセコイアという木をご紹介します。 メタセコイアは別名アケボノスギとも呼ばれる落葉針葉樹で、元々スギ科の植物として分類されていましたが、現在はヒノキ科の植物とされています。 針葉樹というとマツやスギのように固くツンツンした葉を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、メタセコイアの葉は柔らかくサラサラとした触り心地で、明るい黄緑色の葉が特徴的です。 また秋には黄色~オレンジ~茶色に紅葉し、様々なシーンで四季の森公園に一色添えてくれる樹木です。 メタセコイアを一躍有名にしたのは、植物学者の三木茂博士による化石の発見からでした。 1941年に和歌山県と岐阜県から発掘された化石に新種の植物を発見し、その植物をメタセコイアと命名しました。 もう化石でしか見ることができないと思われていたメタセコイアですが、1946年に中国で山村の神木とされていた木が現存するメタセコイアであることが分かり、その結果“生きた化石“と称されるようになりました。 中国のメタセコイアの種子は日本に渡り、そこから各地へと苗木が配布され、今では全国で見られる樹種となり、街路樹や公園木として活用されています。 百万年前から存在していたメタセコイアですが、中野四季の森公園にも立派な木がありますので、訪れた際にはぜひ“生きた化石”を注目していただければと思います。 このほかにも、中野四季の森公園では季節ごとの植物などをご紹介する『中野四季の森公園便り』や、中野四季の森公園での最新のイベント・お知らせなどを掲載している公式WEBサイトがございますので、こちらも合わせてご利用ください。 ●中野四季の森公園 公式WEB https://www.nakano-shikinomoripark.jp/ ▼中野セントラルパーク イベントカレンダー https://www.nakano-centralpark.jp/event_post ▼中野四季の森公園 イベントカレンダー https://www.nakano-shikinomoripark.jp/event/